テーブルウェアと料理について

3月より、テーブルウェアの設えを変えました。そして、食器の種類も少し増えました。
なぜ、そうしたかったかをお伝えしたいと思います。
常々、「食」と「光」は異質でありながら相互に影響があるものだと語ってきました。
その媒介となるもののひとつが、テーブルウェアです。
私自身が、たにたやを始めた理由にはいくつかあり、これまでの照明の仕事の経験から
、より広く照明、灯りの効果を伝えていきたいという思い。それから、コンセプトのあるデザイン
が施されたものを、照明と共に届けたいということがあります。

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(大根なます稲荷)

開店当初から、たにたやで使っている食器はありがたいことに、多くの来店いただいた方々から好評をいただいています。
限られた滞在時間内に、空間、料理、食器、それぞれの風合いを体感され、いろんな心地よさを感じていただけていると思うのですが、私自身の未熟さもありそれぞれの要素のことをなかなか丁寧に伝え切れていません。

昆布しめ
(真鱈の昆布しめ)

料理に合う器に盛り付けられたとき、器も料理も引き立ちます。そのひとつひとつを、お客さまに煩わしさなく伝えていけたらと。
たにたやの、テーブルウェアのほとんどは、TIME & STYLE (タイムアンドスタイル) さんのオリジナルです。
白磁、伊賀焼、漆器、グラスと、共通するのはとてもシンプルで繊細なラインで、たにたやの料理のコンセプト「和をベースにした現代の家庭料理」との相性も良いデザインです。
いずれも、日本の伝統工芸に伝わり続けている職人の技によって真摯につくられているものなのです。
その中には、TIME & STYLE向けで陶芸作家の水野克俊さんが作られた白磁口紅シリーズもあります。

角煮
(豚の角煮)

シンプルでミニマルなものと、個性ある作家の繊細なものは、料理にも様々なヒントをくれます。
固定概念ににとらわれない、斬新なアイディアの料理も受け入れてくれる器たちです。

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匙や箸置きについては、ベンガラの拭き漆です。
こちらは、輪島キリモト・桐本木工所のもの。
漆器は、なによりも手触り、舌触りがとてもよく料理を味覚からアップさせてくれます。

コーヒー

この新たに設えたテーブルウェアをぜひ体感してほしく、今回3,500円で7品のコースをご用意しました。
冷菜から揚げ物、煮物、ご飯ものまで全てそれぞれの料理に合わせた器で提供します。
もちろん、アラカルトでも、この器たちを体感できます。
空間は、デザインしていだたいたインテリアデザイナーの方とのストーリー。
家具は、カウンターチェアをデザインしたデザイナーとメーカーとのこと。
照明は空間と料理を引き立つように計画した私自身の思い。
そして、料理と器。もっと丁寧に伝え、みなさんに届けられたらと思っています。
どうぞ、これからのたにたやを楽しみにいらしてください。

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