LIGHT AND DISHES no.28 レポート / 大事なことは心揺さぶられること

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ダイヤモンド社編集長の土江英明さんの回、今回は担当された「本」を通して
どんなことにも共感するような、心に響くお話しを聞くことができました。
これまで、400冊以上担当された書籍の分野はとても多岐にわたっていて、
この日、参加者のみなさんにプレゼントとして用意された本も「EXPO’70 驚愕! 大阪万国博覧会のすべて」から落合博満著「コーチング 言葉と信念の魔術」などまで。編集者として担当される本に向き合う時どうやって頭を切り替えるんだろう ? と思ったり。他聞きたいこと沢山準備してのスタートです。

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担当された最近のベストセラー佐々木圭一著「伝え方が9割」。私はこの本を読んで腑に落ちることがたくさんあったのですが、それは読者が”自分ごと”のように思える内容が肝としてあると。著者の人の成功事例や良い部分だけでなく、文中またはプロフィールなどにちょっと”ダメ”な部分とか苦労したことなどがあると、尚一層読者をひきつけることができるそう。「伝え方が9割」は、漫画版も出版されていてさらに世の中に浸透している模様。流石です !

分野に専門性のある著者の本について。落合博満著「コーチング 言葉と信念の魔術」を例にとると、野球でやっていることを少し”抽象化”することで読者層は増えていくと言います。これは、聞いていて私自身深くうなづきました。専門分野独特の言葉や用語が主張してしまうと、本を手にとってもらう時”自分には関係無い”と思われる。土江さんは、本を売っていく上でこの感覚が出てしまうことが一番こわいと話します。それは、いかに専門的なことをわかりやすく伝えるかという課題に繋がると思いますが、年齢層、性別、職業をも越えて広く受け入れられる、共感してもらえるということが大事だからなのだと思いました。
土江さんは、”書店という本の森の中ですれ違いざまに恋におちるような”という表現をされました。本の帯のコピー、またはカバーにその人の心をわしづかみするような言葉が人を引き寄せることなのだと。たしかに、人生をも変えてしまう本との出会いはあります。まさに恋に落ちる瞬間をつくる言葉を編集者として考えていらっしゃるのですね。

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参加された方々は、土江さんと同じ編集者の方や、メディア関係の方、海外関係の方まで様々な分野で活躍されているみなさん。それぞれからの質問にも、丁寧にわかりやすく答えていらしたのがとても印象的でした。そして、お互いが聞いていて共感することばかり。

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今回は、本のこと、編集のことをキーに、日々生きていく中で、ドキドキしたりワクワクする『心揺さぶられる』瞬間と出会うことが人生を豊かにしてくれる大事なことなのかもしれない、と感じさせてくれた時間となりました。これからも土江さんが企画される本、注目していきたいです。
土江さん、みなさんありがとうございました !
店主 : 谷田宏江

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