LIGHT AND DISHES no.1 レポート「酒造りは心の旅」

4月2日(土)開催しました、かの香織さんと新酒の会。一週間が経とうとしていますが、ほんとに素敵な会となり余韻が残っています。
会の内容をまとめました。どうぞ、ご覧ください。
かのさんのお話しもそうですが、言葉一つ一つが響きました。

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LIGHT & DISHES no.1 新酒の会
2016/04/02

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はやさまや酒造店さんの、第12代目当主 かの香織さんをお呼びして、新酒の会を開催しました。
特別純米酒 こんこん、純米吟醸酒の阿佐緒。そして、こんこんのうすにごり生原酒、阿佐緒のうすにごり生原酒 阿佐緒のさくら。それぞれを、造り手であるかのさんからのお話を聞きながらの会は、とても充実で贅沢な時間となりました。

こんこんの生原酒を炭酸水で割って飲むスタイルでスタートし、生原酒はうすにごりなので、透明なグラスで香りと色も楽しんで。そして、いつものこんこんと阿佐緒は陶器の酒器で。
酒造りの工程のこと、酒造りに対する心持ちなどをお聞きし思ったのは、私はほとんど今まで日本酒のことを知らなかったんだと。
お酒を仕込むときは、納豆や菌をもつ食材は口にしないというのも、酒造りの世界で当たり前のことが、初めて知る自分にはとても新鮮な驚き。

かのさんは、酵母が発酵していくときの小さい音に耳を傾けて、お酒の声を聞いていると言います。もう一つの顔である音楽家としての感覚が、酒造りと共鳴することがあるとも言います。

お酒を飲みながら、集まったお客さんたちとそれぞれの会話も弾んでいきました。
私も、料理を提供しながらもお客さんとかのさんとの会話、お客さん同士の会話を聞きながら、だんだんみんな、かのさんと、そしてお酒を通して一つの輪になっていくのを感じました。いくつか、質問もしてみました。
かのさんにとって、酒造りとは ?

「酒造りは、心の旅」
お酒造りにかかわるようになって、それまで頑なになっていたものがだんだん取っ払われていったと言います。同じ工程を繰り返していても、毎年出来上がるお酒は均一ではなく、それぞれに良い個性が生まれるのだと。
そして、かのさんのつくる音楽、かのさんのつくるお酒、それぞれが生まれて世に出るときに大事なのは、”綻び” なのだと。
その、”綻び”があってそれが人に伝わっていくのだと思います。
ときに、無駄なことも必要で、後に無駄なことなどなにもないことに気づく。
同じ場所に旅していても、毎回違った空気を感じるように、まさに旅のような酒造り。

すべて人の手による酒造り。
大量生産できる大きな蔵元とは違い、小規模の蔵元だからこそ出来る力強くも個性のある酒。お話を聞いていて、決して多くはない本数のことを改めて知り納得でした。
来年も同じ時期に、またこの新酒の会が出来たらと思いました。
今回参加いただいた皆さん、そしてかのさん、ありがとうございました。

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