LIGHT AND DISHES no.11レポート ” コーヒー1杯に情熱をかける”

最初

能城さんは、いつもと変わらずニコッと笑いながら照れ臭そうに入ってきました。この人の私から見るいつもの特徴です (笑)
店内には、すでに能城さんからリクエストの、坂本龍一さんのピアノの曲がずっと流れています。
いろんなところで、同じようなことを聞かれたり、話しているだろうと思っていますが、きっと場所やシチュエーションが変われば 話すこともまた新鮮で新しいことを話してくれるのではと、聞きたいことはベーシックなことを中心に回のスタート。
能城さんが、エチオピアイェルガチェフのアイスラテを持ってきてくれて、それをみなさんに食前コーヒーに。

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そしてみなさんで乾杯 !

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野球が大好きだったという学生時代。甲子園まで目指していたくらいの熱中さだったそうですが、野球を続けることを諦めます。そして大学に入り、焦りが襲います。友人達が、自分のやりたいことや目指すものが見つかっていく中、自分には何があるだろうと。そんなときBRUTUSのコーヒー特集を見て、スターバックスでバイトを始めるんですね。そして”「おいしいコーヒーの真実 」という映画に出会います。突き動かされるように、エチオピアに行き、映画には描かれてない本当の素晴らしいエチオピアのことを知ったそうです。帰国後、大学生でありながら、コーヒースタンドを開業しようと思いたち、夜は立ち飲み屋さんの大学近くのお店に直談判。昼間コーヒー屋さんをやらせてほしいと頼み込み、月に2万で借りて始めたのがコーヒーと真正面から付き合う始まり。
ここまで、話していることを聞いているだけでも、すごい行動力 ! 焦りからとか言いながら単なる”自分探し”とはワケが違うようです。
大学の先生から、「与件の打破」ということを教えられたそう。そう、大学生だから、学生だから”できない”とか”やってはいけない”ということはないと。
素敵なアドバイスですね。能城さんの基本がここにあるような気がします。
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そして、大学卒業時には会社を設立することに。現在スタッフは20人で、全て社員なのだそうです。今年で、6周年を迎えられました。
経営のことなどで、苦労していること、辛かったことは ? と聞くと「いつも今でも辛いですよ」と。そんなとき、なにか少しでもその辛さから乗り越えられるためのものはあるのでしょうか・・
「親や兄弟など自分を支えてくれている家族のことを考える」のだそうです。
ピアノを習っていた経験があるそうで、例えとして、
「ピアノは自分が奏でた音をいつも同じように返してくれる」と。
ご家族も、ピアノも同じように、良い時も悪い時も変わらず自分を迎えてくれるということなのでしょう、きっと。
原宿にある、NOZY COFFEEのショップTHE ROASTERY に音楽家、坂本龍一さんが立ち寄ってくれるときがあるそうです。
そのときの出会いがきっかけで、イベント
「健康音楽」 へ参加をされたり、
インターネット情報サービスのスマートニュース株式会社
社内にNOZY COFFEE のスタンドをつくったりと、新しい世界、異業種とのコラボレーションを積極的にされています。能城さんは言います。
「同じ30分でも、美味しいコーヒーですごく良い30分にさせることができる」と。
ご自身の考えは、コーヒーを届けるのではなく、その先にある上質な時間を届けるのだと。その「時間」を届ける世界を広げるためにも、どんどん異業種との関わりは続けていきたいと。
これを聞いた時私は、以前にとても尊敬する方から言われたことを思い出しました。
「店は料理を売るのではなく”店主のライフスタイル”を売る」のだと。能城さんの話を聞いた瞬間、初心に戻ることができたような気がしました。本当に大切なのは、届ける人の情熱がつくる「場」「空間」「時間」なのだと思います。
能城さんの場合は、一杯のコーヒーを通してのが、それなのですね。
大学時代にやった、夜が立ち飲み屋さんのコーヒースタンド。続けていくうちに、お酒の瓶のレイアウトや、まさに飲み屋テイストの内装の中でコーヒーを売っていくことに違和感が生じたと言います。空間も含めてブランドなのだと、そして自分の店を持たなくてはというモチベーションに変わっていったそうです。このへんも、たにたやをつくったときの私の時のことを思い出しました。
今回は、今まで以上に自分を重ねて能城さんの話を聞いていたような気がします。
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この日の参加者には、NOZY COFFEEさんとは長くお知り合いという、パティシェで武蔵小山で大人気の焼き菓子のお店、BAKED 代表の 樽井さんがいらっしゃいました。差し入れにいただいた、ロールケーキと、NOZY COFFEE 創業のきっかけともなった国エチオピアのイルガチェフェ地区、KONGA(コンガ)のコーヒーとともにいたただき(このロールケーキを食べた瞬間のみなさんの驚きたるや・・絶品でした!!)
たにたやで、常備のNOZY COFFEE のオリジナルブレンドとの飲み比べをしました。フレンチプレスでいつも淹れていますが、この日は能城さんよりアドバイスいただき、プレスをしない状態での抽出にて。
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フレンチプレスでのコーヒーを初めて飲む方やフレンチプレスは飲んだことがあるけれど、NOZY COFFEEを飲むのが初めてという方の感想はもう、うれしい
「美味しい !! 」の全てでした。私もとっても嬉しかったです。
能城さんにとって、コーヒーって ? というベタな質問に・・・
「自分の時間に元気を入れてくれるサプリメント」なのだと。
そして昨今のコーヒームープメントによく使われる言葉、サードウェーブ、そしてたにたやのご近所、清澄白河におけるコーヒー人気についてどう思っているかという問いには
「本音、興味がないのです。コーヒー本来の味に対する先入観ができてしまうので、そのようなムーブメントや言葉が誤解を生むこともあるので」と。
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私が思ったのは、能城さんは、能城さんがつくる”NOZY COFFEE ”というブランドを通してまたは、コーヒーというツールで、自分の思い描くシチュエーションを実現することに情熱を注いでいるのではないかと。
なんだか、いろんな事や物にも共通するものがあるような気づきをくれる今回のLIGHT AND DISHES no11.でした。
参加された人たちみんながこの日は充実の、たにたや「夜コーヒー」を楽しんでいってくれたようです。19時からスタートの回でしたが、気づいたら23時半を回っているではないですか・・!! まだまだ話し足りない、聞き足りないという感じではありました。私も、たくさんヒントと勇気をもらい、新しい発信をしていくことを決めました!!
能城さん、みなさんありがとうございました !
NOZY COFFEE 能城さんの回はまたいつかやりたいと思っています。ほんとに。
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NOZY COFFEE

たにたや店主 : 谷田宏江

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